4才になったNちゃん。 服を噛むのが大好きで、よく、着ている服の端を噛んでいました。 ある日、お母さんが「噛む専用の布」を持たせてくれるようになりました。 指をなめる子、タオルを手放せない子、 石などをいつも握っている子、いろんな人がいます。 Nちゃんのお母さんは「やめなさい」と止めるのではなく、 「それが必要なのね」と受け入れ、 さらにお母さん側からの気持ちを添えて、 「噛む専用の布」というかたちで示してあげました。 口に物をいれなめたり、噛んだり、柔らかくて気持ちのいい タオルを手放せなかったり。 これらは子供が、緊張したり、嫌な気持ちになったときに、 気持ちの安定剤にしているのだと思います。 何が安定剤になっているのか。ぜひ見つけてみてください。 めぐみ