今日のテーマは、「命を頂く」ということを体験する。 ということで、今日は栄養士フジワラさん指導の下 旬の食材のお豆とトビウオを使ってのお料理です。
いつものように来た人からお米を研ぎ お野菜を切って昼食の準備。 みんな揃って朝の会。 「ご飯を食べる前に、なぜいただきますって言うのかなあ?」 の問いに、「生き物の命を頂くから」 「人間は食べないと生きていけないから、命を頂いてありがとうって言う」と とってもおりこうな回答。 朝の会のあとは、魚を焼くための竹串づくり。 初めて使う肥後の守。 慎重に緊張しながらも、刃を何度も竹に当てるうちに どんどん刃物の使い方が上手になっていく 子ども達。すごいなあ。
竹串が出来たら、畑に行き豆の収穫。 きぬさや、スナップエンドウ、グリーンピース。 そして、いんげん、そら豆。 むいたり、筋を取ったりしながら大騒ぎ。
いつの間にか生のまま食べる子どもも。 でも、採りたてはそのまんまでも十分食べられる甘さ!
お豆を剝いた後は、田んぼの真ん中で魚を焼く! まずは魚の観察。 触ったり、匂いを嗅いだり・・・。
トビウオのひれはほんとに鳥の羽根のようでした。 観察が終わると、自分たちが作った竹串に魚の刺し方を教えて頂きました。 串の刺し方にもいろいろあって 「登り串」「踊り串」というのを今日はやってみました。 刺し方に名前があるなんてこと、 もりのこえんの大人たちも初めて知りました。
串に刺せたら、炭の周りに竹串を刺して焼いてみました。
時代劇のシーンのようです お昼は、塩茹でしただけのお豆の争奪戦。
尾頭付きの魚を見る機会がなくなって、 子ども達も「丸ごと1匹食べるなんて初めて~」と大興奮。
14匹のねこもびっくりするくらい綺麗に食べきりました。 ご飯のあとは、持ってきた手ぬぐいにたたき染めをしたり カニを捕って遊んだりしました。 帰りの会ご挨拶をどうやってするかは 初回からの課題。なかなか決まりません。 「今日は『ごちそうさまでした』にしよう!」と1年生のSくん。 みんなで「ごちそうさまでした」と言って 今日一日を終えました。 sayuri