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sayuri

第8回土曜学校「天花の森舎」


朝の会。

年長のYくんが庭に咲く紫色の花を摘んで来て丸太の椅子に座りました。

みんな「いーなー、いーなー、ちょっと見せて」と言っています。

そう言われると渡したくないYくん。笑。

「ちょっとだけ貸してね」とお願いしてみんなで観察してみることにしました。

触ったり、匂ったり、近くでみたり、裏側を見てみたり・・・。

ひとしきりしたら、気づいたこと感じたことをいってもらいました。

「星のような形をしている」

「草の匂い」

「色がきれい」

「おしべとめしべがある」

「葉っぱみたいな線が入ってる」・・・

たった小さなひとつの花なのにたくさんのことに気づいて

感じていました。

「これは秋のななくさのうちのひとつです。

何て名前でしょう。ヒントは『き〇〇〇』です。

調べて来てね。宿題よ。」と、毎回誰もしてこないし

出した本人も忘れている宿題を出しました。笑。

でも、時々ちゃんと宿題してくる人がいるので要注意です。

朝の会では毎回この2週間に起こった、嬉しかったことやみんなに話したい出来事を発表してもらいます。

始めの頃は、正解を言わないといけないと思っている子ども達は

なかなか発表出来ませんでしたが、最近は朝の会が終れないくらい

発表が続きます。

そして今日のメインの活動は「手打ちうどんづくり!」です。

講師のヒロミ先生が来るとみんなそれだけで

今日は何作るのだろうとわくわくしています。

ますは、材料の説明。

粉と塩と水。なんてシンプル。

言われたとおり材料を測りボール代わりの鍋に投入。

少しずつ水を入れて感触を楽しむ。

まぜまぜー。粉もこんなに手を入れられてびっくりよね、とヒロミ先生。

鍋の中に粉残ってる???手ごとゆでちゃうか~????

袋に入れて・・

ひたすら踏み踏み~。

うどんを寝かしていいる間に、蜜ろう作り。

と、思ったら、蜂の巣が入っていた袋に頭を突っ込んで蜂蜜をなめる熊。いや、子ども達・・・。

畑にも行って、今日の収穫でーす。

寝かせた生地がいー感じになったので

麺棒でのばし、

包丁で切って、出来上がり~。

みんながしっかり踏んでくれたので、

とっても噛みごたえのあるツヤツヤの美味しいうどんになりました。

ご飯のあとは、収穫したお野菜争奪戦。

10分以内に、誰も泣くことが無いように分けてね、とだけ伝えると

見事9分で、みんな納得して分けることが出来ました。

立候補、じゃんけん、いろんな手段を使って

子ども達はわけっこをします。

全く持って帰らない子も

なすを半分こした子も

誰よりもたくさん持って帰った子も

みんなみんな、納得しての結果。

みんなが同じものを同じ数だけ持って帰らせて

満足なのは、大人だけなのかも。

いらないものまで持って帰らなくていいしね。

平等って、みんな同じって何だろうって思いますね。

帰りに蜜ろうを見ると

さっきまで茶色かった蜜ろうが、

美味しそうなプリン色に変わっていました。

冬にはろうそく作ろうね。

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