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さーら

第13回土曜学校「天花の森舎」


この春からはじまった小学生向けコースですが、半期を過ぎました。

今日は、前回の火おこしからの流れで棒パンに挑戦しました。

子どもたちから

「(棒を手でくるくると回すジェスチャーとともに)火をおこすのをやってみたい」という要望があり、前回それを実施したのです。

が、前回はおやすみも多かったので、

今回初体験の子どもたちも多数です。

まず朝は、この2週間のことでみんなに発表したいことをシェア。

ゆめ花博に行ったよ、

サファリに行ったよ、

前歯を抜いたよ、

などなどいろんな話がでました。

続いて、前回の振り返り。

前回火おこしをした子が、わかりやすく説明をします。

そして、今日は、火を起こして、その火でパンを焼くことを発表。

まずは、パン生地作りです。

全員ではできないのでの汁物チームとパン生地チームにわかれて作業します。

今日はパンなので、いつもの味噌汁にトマト缶を入れて、洋風の味噌汁にします。

生地こねが終わり、いよいよ火おこしです。

火打石と火おこし棒を出して、前回やった子が手本を見せつつ、そして初めての子にアドバイスしながら、わくわくどきどきでみな楽しそうです。

火打ち石は火花は飛ぶのに、そこから火になりません。

火おこし棒のほうは、棒の先は暑くなり、燃えそうな匂いはするのに、煙は出ません。。。

10時半になっても一向に着く気配もなく、虫メガネの登場させました。

前回は虫メガネであっという間についたのですが、今回はお天気が晴れたり曇ったりで、空を見上げながら、そして日光が強くなるちょっとの時間でそれーっと、紙に光を集めて紙はこげるし、煙は出るのに火に至りません。

11時になってもまだ火はつかない。

メンバー最年少のTがまだー?おなかすいたー。と。

仕方なく、みなの了解を得て、マッチを取り出しました。

ここまでのあの苦労はなんだった?というぐらいにあっという間に、新聞に火が着き、そこから木に燃え移らせます。

火が安定してきたので、その間にパンのほうの準備です。

寝かせていた生地をパン用に用意した竹にまき付けます。

パン用の火の世話をしつつ、すっかり遅くなったので、汁ものの火おこしも同時並行で進めます。(今日は大人の役割)

巻き付けた子から、火にあぶります。

ほんとはもうちょっと熾火になるまでまちたかったのですが、子どもたちそれどころではありません。

巻き付けてさっそく焼きます。

初体験の子も多く、それまだ早いでしょという状態でも、待ちきれずに、何度も食べたらだめ?と聞くので、まあたべてみたら?と返事するしかありません。

生焼けのを食べ終わると、また次の生地を巻き付けて焼きます。

まあ、習うよりも慣れろで、みなだんだん巻きもうまくなっていきます。

中で、メンバーのRが、まったくあぶりもせず、生の生地を口いっぱいにほおばっていて仰天しました。焼いたほうがいいと提案しても、これでいいと言って聞きません。小麦粉を焼かずに食べて、おなか大丈夫だったかなと今も少し心配ですが、、、。それも経験かもしれません、、、。

汁物が出来上がるころには、子どもたちはだいたい満腹になっており、スープはあんまり人気がありませんでした。

ですが、どんなのか見に来た子が、「ミネストローネだ」と言ってくれたので、ミネストローネ風みそしると命名しました。

おなかが満たされたあとは、みんなで固まって、田んぼで楽しそうに遊んでいました。

終わりの会で、何をしていたのか聞いてみたのですが、ヒミツと言って、どんな遊びをしていたのか教えてもらえませんでした。

終わりの会では、今日の火おこしの感想をみんなでシェアしました。

みんな一様にむずかしいと。

火をおこす難しさを知って、火のありがたさがすこし実感でき、今の生活がどんなに便利かをちょっとでも知れたかなと、今日の成果を感じました。

次は、11月のもりのこえんまつりに向けての準備をします。

また次回も楽しみです。


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