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さーら

第21回土曜学校「天花の森舎」


節分も終わり季節は春です。

土曜学校でも、その節分を料理で体感しようと、今回は栄養教諭のひろみちゃん指導のもと、節分料理に挑戦です。

今回のメニューは、煎り大豆、恵方巻、クジラの琥珀上げ、イワシの梅煮そして定番の味噌汁です。

野菜をあらい、切って、恵方巻の具材を煮ます。

煮ている間に、別の火で、大豆をいります。

ごはんはいつもどおり羽釜で焚きます。

煎った豆の前には年長児2人が立って、ずーっとつまみ食いです。

煎りたてはおいしいのでしょうか。

待ち時間ができると雨の中、遊びに外に出ていく子どもたち。

そとは冷たい雨がしとしと降っています。

しかし、その雨は子どもたちの想像力を掻き立てるようです。

これから、海苔巻きをするというのに、スコップをつかい、水をためて、橋づくりが始まってしまいました。

琥珀上げ、イワシの梅煮はおとながやって、恵方巻の準備も完了。

さあ恵方巻と、声をかけても、「やらーん!」と。橋づくりのほうがいいようです。

では、やりたいひとだけでやりましょうとやっていると、一人二人と戻ってきて、みな恵方巻きをしました。

恵方巻の意味などを聞いて、自分のを自分でまいて、いただきます。

ご飯を盛る時には、食べることなどあまり考えていないので、途中でおなか一杯になってしまう子も。苦しい~と言いながら食べましたが、どうしても食べられない子はお持ち帰り。

最初は、黙って食べていた子どもたちですが、途中から話ながら、そして橋づくりの話も盛り上がり、さっさとそちらに戻っていく子も。

クジラはみんなおいしいと食べていました。

クジラを節分に食す山口の習慣を感じられたでしょうか。

食事の後は、折り紙で豆を入れる入れ物を作って、まきたい人だけ豆まき。

雨が降ったりやんだりの天気でしたが、たのしかった~と言って、子どもたちが帰っていき、今日もよかったなと感じました。

ありがとうございました。


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