今日も子ども達が「やってみたい!」と言っていたプログラム!
「釣り」に行ってみました。
予定していた釣り場に行くと先客がいたので、
しばし、近くの川で水遊び。
以前は草がぼうぼうで、全く近寄れなかったこの場所。
すごく綺麗になっていて、もっといろんな人に知ってほしいなあと
思いました。
ひとしきり遊んで早めのお弁当を食べて
いざ、釣り場へ。
釣りがしたいと集まって来た子に
「釣りには何が必要?」と聞くと、「針と糸!」と言うので
針と糸を渡しました。
釣り針には「返し」があるので、
人にひっかけないように気を付けること、
また、落としたり失くしたりすると、動物も人もケガをするので
絶対に失くさないこと、という注意だけしました。
針と糸だけ渡されて戸惑う子ども達・・・。
棒下さい!というので、自分で探しておいで、と言うと
みんなそれぞれ棒を探しに。
針と糸を持ったまま、棒を探すという難しい状況に。
みんなで助け合いながら、棒を探し、
細い糸に四苦八苦しながら棒にくくりつけていました。
そして、次はエサです。
午前中に、釣りのエサにしようと沢山捕って来たタニシ。
どうやってつけるの?
つぶしたらいいんじゃない?
そんなのかわいそう!!
それでも殻ごとつけられないとわかると
段々、タニシをつぶして針につける子
虫やミミズを捕まえて来て、それを付ける子。
何とか形になってさあ、釣りへ。
なかなか釣れなくて、段々飽きてきた頃
一番年長のYの針に魚が!
釣ったというよりも引っ掛けたようですが、
それでも大盛り上がり!!
その後、私が帰り際に2匹釣り大人の面目を保つ。
まだまだ、やってみたい感じだったのに
時間が来て終了。また来てもいいね。
釣りの写真がないのは
私が一番夢中になって釣りをしてたから。
子どもの頃、夏は毎日毎日、前の川で魚釣りをしていました。
2つ年上の従兄が釣りが上手で
あっという間に何匹も釣るのに、自分は同じようにしているつもりなのに全く釣れなくて、石でミミズを切りながら
何でかなあ、何でかなあと試行錯誤する日々でした。
やり方を教えたからと言って釣れるものではありませんが、
でも、教えてもらってやるよりも
自分であーでもない、こーでもないと考えてやってみるのも
楽しいものです。
つい、日にちや時間が決まっているとその間に
何とか成果の見える体験をさせてあげたいと思ってしまうものですが、
それは、大人の「成果」であって
子ども達が「あーでもない、こーでもない」と
迷い考える試してみる、そんな時間も
大切に出来たらなあと思っています。