top of page
まー

2才と3才の思いやり

 雨上がり、ぬかるんだ坂道で、2才のTくんがすべったのを見て

3才のAくんが 「Tくん、こけちゃった。だいじょうぶかな。」

と言いました。

Tくんが笑顔で立ち上がったのを見て、安心そうなAくん。


 二人が近くで遊び始め、今度はAくんがズルっとすべりました。

Aくんの後ろを歩いていたTくん。

Aくんに 「だいじょうぶ?」 と声をかけていました。

 どちらも、相手には聞こえていませんでしたが、

友だちを思いやる心が育まれていて、ほっこりしました。

閲覧数:41回0件のコメント

最新記事

すべて表示

大きな柿の木の下で

果樹園の柿の木の下に集まってお弁当を食べていると、年々少のYくんが言いました。 「この木も柿、この木も柿。なのに、どうして柿が無いの?」 上を見上げると、赤や黄色に色づき始めた葉っぱばかりで、たしかに柿の実は見当たりません。...

コメント


bottom of page