今日の土曜学校天花の森舎は、
子ども企画「どんぐり拾い」
博物館からパークロード、美術館横、世界の森公園でドングリ拾いを楽しみました。
帰りにお迎え場所の春日山に向かっていると
博物館の敷地内に、小鳥が死んでいました。
始めは子どもたちが小鳥のお墓を作って埋めていたのですが、
鳥インフルエンザの可能性もあることから、
博物館の人にお知らせしてきてはどうだろう?と提案すると
「そうする!」とみんなで博物館に小鳥が死んでいることを伝えに行きました。
その後、春日山で振り返りや次回の計画について
話し合いをしていると、博物館の人が死んだ小鳥を連れて、
小鳥の名前や、小鳥が死んだ理由を教えてくださいました。
小鳥は「アトリ」という名の渡り鳥だそうです。
博物館の窓ガラスに森が映っているので、
森と間違えてぶつかって死んだのだそうです。
渡り鳥だから、それが窓ガラスと分からなかったそうで、
普段、博物館の周りで暮らしている鳥は、ぶつからないのだそうです。
鳥たちもちゃんと学習していることに、とっても驚きました。
鳥は、くちばしをまず見て、種類を判断していくのだそうです。
くちばしの形から、何を食べる鳥なのかがわかるそうです。
アトリのくちばしは、木の実を食べる形なのだそうです。
ぶつかって死んでしまったアトリはメスでした。
展示はしませんが、博物館ではく製にして大切に保存しておくということでした。
偶然始まった講座ですが、
子どもたちにとって、すごく印象深い出来事として残っていくのではないかと思っています。
博物館の職員の方、子どもたちに丁寧に教えてくださって、
ありがとうございました。
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