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めぐみ

こどものことばのその奥に

ある日の帰り道。

木を上へ上へと、登っていくヘビを年中Iちゃんが見つけました。

みんなで静かにしばらく見ていると、枝の張りだしたところにヘビが移動して、見ているこども達の上の方にやってきて、

ヘビが落ちてきたらどうする?という話になりました。


Iちゃんのお姉ちゃんが、ヘビが好きなので、

「Nちゃん(お姉ちゃん)に持って帰る?」と聞くと、


I「Nちゃん死んじゃうから」


死んじゃう?

なんで?このヘビ、毒ないよ?

と聞いてみると、


I「うれしすぎて死んじゃうから、たいへんな事になる。どうしようかな」

なるほど!そういうことだったのね。


こどもの話は、よくよく、じっくり聞かないと、本当に言いたいことが伝わってこないことがよくあります。

それってどういうこと?と聞き返すと、言い方をかえたりして一生懸命伝えてくれます。

こどもの一言には、大人の理解を超えた、色々な気持ちが詰まっているのだなと感じています。

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