森のようちえん もりのこえん
もりのこえんの保育
◆ひとりの人として大切にする◆
子どもひとりひとりの人権を尊重し接することを意識しています。
「あなたのことを大切に想っています」ということが、保育のどの場面でも伝わる保育を目指しています。
◆気づき考え行動する子を育てる◆
保育の中では、保育者が子ども達に対し承認指示命令するのではなく、開いた質問をすることで、自分の気持ちや考えを言葉にし、行動できるようにしています。
そして、子どもが自分で考えて選択したことを実現できるよう努力しています。
また、彼らが気づき考え行動した際には、それを見逃さず認める声かけを行っています。
◆自然との共生◆
もりのこえんの子ども達の育ちと学びの場は自然の中です。
基本雨が降っても雪が降っても夏の暑い時、冬の寒い時も外で過ごします。
自然の中で過ごすことにより、自律神経を整え、心と体を丈夫に育てます。
また、生きものたちの豊かな個性とつながりを言葉ではなく、身近に感じながら過ごすことで、自分たちも自然の中のひとつの命だという事を学びます。
そして、子ども達の育ちと学びの場である自然を汚さないようにしたり、自然への負担を最小限に抑えられるよう自然の中での過ごし方について考え行動できるようにしています。
子ども達は自然の中で、思い通りにならないことがあることや、
自分の力の大きさ小ささを学んでいます。
◆気持ちを大切にする◆
無邪気に見える子ども達ですが、毎日いろんな「気持ち」を抱えて登園してきます。
スタッフが子どもの気持ちに共感するだけでなく、彼らがその気持ちを抑え込むことなく
もりのこえんは安心して自分自身を表現できる場と感じられるような場づくりをしています。
それは保育者だけでなく、子ども達自身も周りのお友達が今どんな気持ちでいるのかを考えられるような声かけを行っています。
◆子どもの育ちを待つ◆
子ども達と一緒に森に入るようになって、私達が学んだことのひとつは
「人が育つには途方もない時間と手間暇がかかる」ということです。
子どもが小さいうちは、成長発達にはとても大きな差があります。
「〇歳になったから△△が出来るようにする」ではなく、子ども達が
自分の心と体に耳を澄ませ、自ら行動し始めるその時を信じて待つことを大切にしています。
それは、1年後2年後という近い将来ではなく、もりのこえんでの様々な体験が学童期、思春期、青年期に花開き、彼らが彼ららしく自分の人生を歩めるよう私達は彼らの育ちを信じて待っています。
◆みんなで育ち合う◆
もりのこえんは、全ての子どもを全てのスタッフで見守ります。
認可外保育園ですので、保育士だけでなく様々な専門性を持ったスタッフが多角的な視点で子どもの育ちを支えています。
子ども達は毎日毎日様々なチャレンジをし、そしてたくさんの失敗をします。
スタッフもそうです。失敗はチャレンジした証拠です。
教える側教えられる側ではなく、子ども達もスタッフも保護者も、たくさんのチャレンジと失敗を繰り返しながら育ち合って行きたいと思っています。
◆遊びの中で学ぶ◆
子ども達は朝の会と帰りの会以外はずっと、自分で遊びを見つけ一日中一生懸命全力で遊んでいます。
・具体的な遊具がない中で遊びを見つけるのは、想像し創造する力が必要です。
・自分がやりたいことを友達とするためには、高度なコミュニケーション能力が必要です。
・ひとりで遊ぶためには強い集中力と意志が必要です。
子ども達はただ遊んでいるように見えますが、遊びの中には子どもが将来を生きていくために
学ぶべき多くのことが詰まっているのです。
私達は、子ども達が安心して遊び込めるような場づくりを行っています。
保育スタッフ
保育士、幼稚園教諭、造形教室主宰者、元自主保育運営者、元シュタイナー幼稚園スタッフ、
子育て支援員、作業療法士、看護師、子育て経験者等がスタッフとして保育に関わっています。
また、スタッフは全員、野外活動のリスクマネジメント研修を受けています。
<代表経歴>
◇ 山口県子育て文化審議会委員
◇ 保育士
◇ CAP(子どもへの暴力防止教育)スペシャリスト
◇ 山口子育て県民運動地域コーディネーター
◇ ノーバディーズ・パーフェクト・プログラムファシリテーター
◇ BPプログラムファシリテーター
◇ 介護職員初任者研修
◇ 森のムッレ教室リーダー・森のクニュータナ教室リーダー
◇ 木育推進員
◇ オープンハウス童楽主宰
◇ すこやか育ち隊代表
◇ 山口県内の子ども子育て会議を応援するプロジェクトメンバー