~大地の空気と水の通り道を再生する環境再生作業~
【この講座で学べる事】
①古民家の裏庭の水はけの悪さの原因を探り、改善の方法を学びます。
②誰でも小さな移植ゴテとノコ鎌を使って環境整備を学ぶことができます。
③大地の空気と水の通り道を再生する環境再生作業を見学します。
日 時;3月12日(火)9時~16時 13日(水)9時~16時(半日ずつの参加が可能です)
参加費:1500円/半日 3000円/日
【服装】作業できる服装・着替え・タオル・長靴(地下足袋推奨)・作業用手袋・雨具(雨天の場合)
【持ち物】昼食(1日参加の方)・飲み物・ノコギリ鎌・移植ゴテ・剪定ばさみ・剪定用ノコギリ・保険証(念の為)
【申し込み】こちらから
持ち物はこちらを参照にしてください。
【大地再生とは】
造園技師・矢野智徳(やのとものり)が長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した環境再生の手法を学び、傷んだ自然の環境再生施工と、この手法の研究・普及啓発をテーマに活動しています。
私たち人間は、利便性の高い暮らしを求めて、森を支える自然地形を壊し、生きものの拠り所であった大地を傷めてきました。人工的に地形を変えることは、水脈と土中の空気の流れを変え、植物層を変え、やがては周囲の気候さえ変えてしまいます。 特に水脈は大地の要であり、分断されてしまうと様々な環境破壊を起こします。そこで私たちは、依頼のあった地域に赴いて分断された水脈・地脈をつなぎ直し、その土地の自然と人間の共存を目指す環境再生施工を行っています。個人の庭園・農園から、公共土木工事まで、多様なご依頼をいただきますが、どこであれ、私たちは五感を使ってその土地の自然を観察し、できるかぎりその場の自然素材を使います。自然の営みは絶えず繰り返します。私達は繰り返す自然の営みに助けてもらいながら、必要最小限の介入を行うことを目指しています。お手本は自然。人と自然が近い暮らしをしていた時代、それはごく当たり前の感性であり知恵でしたが、私たちはこれを学び直し、現代の環境再生に役立てる活動をしています。
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