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「歩く」ということ。


突然ですが皆さん、この1週間でどれだけ歩きましたか? 子どもと手をつないで歩きましたか? 寒いし、ちょっとそこまでの距離も車で移動、なんてことはありませんか? スーパーの駐車場でも少しでも近く・・とか。笑。 小学校に行ってもじっと座っていられない子、 姿勢の悪い子、ひじを付いて食事を食べる子どもの話などよく聞きます。 でもそれは、しつけが出来ていないとか 我慢する力がないとかという問題でなく 実は体を支えておく筋肉がついていないということも 原因としてあるようです。 ライフスタイルの変化から、子どもたちは外遊びの機会だけでなく 歩く機会も減ってきているんですよね。 歩く、ということはとても日常的で それが子どもの発達にとってとても大事なことだなんて 自分の子育ての時には考えたこともありませんでした。 しかし、体の発達の基本は、歩くことだそうです。 また、歩くことは心の発達も促します。 「歩く」といっても、家の中や遊び場をウロウロ歩くのではなく、 ある一定の距離を目的地に向かいしっかり歩くことが大切なようです。 集中力、持続力を育てるほか、保護者やお友達、兄弟と手をつなぎ 一緒に歩くことで、相手を意識したり歩調を合わせたりするなど、 情緒面や社会性(対人面)の発達にもつながります。 そして、欲を言うなら真っ平らなアソファルトの道だけでなく でこぼこのあぜ道や原っぱを歩いてみることもオススメします。 そうすることで、体のバランスや筋力がとても鍛えられるようです。 さて、もりのこえんでは「歩く」ということをとても大切に考えています。 そしてもちろん、どんなに小さくても自分の荷物は自分で持って歩きます。 子どもたちひとりひとりが 自分のことは自分でする 自分の荷物は自分で持つ 自分の足でしっかり歩く そういう意識がないと外での保育は出来ません。 初めは、何にもかも保育者にやってもらって当然だった子どもたちが、 いつの間にか、自分の荷物は自分で持って 目的地まで自分の足でしっかり歩くことが当然なことになりました。 転んでも、泣いても、くたびれて座り込んでしまっても、 最後まで自分の足で歩ききった経験は 子どもたちの大きな自信につながっているようです。 写真は1歳10か月のYくん。 大きい人たちと同じように リュックを背負って水筒を持って歩くのが 彼の誇りと自信になっています。

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