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天皇の料理番


あまりテレビドラマは見ないのですが、 母が、うちの次男に似ているので見てみてと何度も電話してくるので 見始めた「天皇の料理番」。昨日第9話が終わりました。 母に言われて見始めたドラマですが、 日曜日の夜が待ち遠しいほどになりました。 毎回とても印象的なシーンや言葉があるのですが、 その中でも一番印象的だったのは、第2話の中にあった言葉。 「小さな手抜きは大きな失敗になることもある そういうのはまごころがない 料理はまごころだ 技術は追いつかないこともある 素材は望みどおりに行かないこともある けど、まごころだけはてめえ次第でいつでも最高の物を出すことが出来る 爪を短くすること 鍋を丁寧に洗うこと 皿を磨くこと 包丁を整えること そういうことは確実に出来る それすら出来ん奴はまともな料理を作れるとは俺には思えない」 お料理に限らず、仕事と言うのはそういうものではないかと 思うのです。保育もまたしかり。 研修を積む、 引き継ぎをきちんとする、 準備を怠らない、だけでなく、 体調を整える、 心を整える、 一日の流れを想像してみる、 毎日子どもたちのことを想いつつ繰り返しています。 スタッフの間でも、 「あの言葉かけはよかったのか」 「手を出し過ぎたのではなかったか」 「どうしたらよかったのか」など 正解の出ない疑問や迷いを何度も何度も問いなおしては、 次の保育に向き合うのです。 一日として同じ日はないだけに、 どれだけ準備してもし足りないくらいです。 ばたばたとその時間をやり過ごすことも もちろん出来ますが、 未来を担う子どもたちがよりよく育つために、 そして、私たちに子どもを託してくださっている 保護者の皆さまに感謝の気持ちを込め、 真心をこめて保育をしたいと思っています。 おごることなく、 何年経っても何十年経っても、こうして心を込めて 保育が出来たらと思います。

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