まだまだ寒い日が続いてますね。 こんな寒い毎日でも、子どもたちは外で元気いっぱいです。 しかし、中には、冷たくて寒くて泣いてしまう子どもたちもいます。 それもそのはずです。 現代の住環境は、とても快適で、そんなに寒さや暑さの中で 過ごすということもほとんどありません。 また外で遊ぶと言っても、暖かい日や時間を選んだり、 ほんの短い時間を過ごす程度ではないでしょうか。 でも、もりのこえんでは、どんなに寒い日でも、風が吹いても、雨が降っても 朝9時から約5時間を完全に外で過ごしています。 冷蔵庫の中に5時間入ってるのとおんなじぐらいの気温だなと思う日もあります。 そんな中での活動ですから、この時期はとにかく「保温」が重要です。 暖かいものを着用することはもちろんですが、 自分が作った「熱を逃がさない」のがすごく大切なのです。 先週も少しお伝えしましたが、 そのために、すごく効果があるのが、 写真のレッグウォーマーなのです。 これがどうしてそれほど重要なのでしょう。 それは、手首、足首の口を閉じることで 服の中の暖かい空気が外に押し出されるのを防いでくれるからです。 子どもたちは、体全体を使って遊びます。 ジャンプする、しゃがむ、体を折り曲げる、、、そういう動きをするたびに、 袖口や足首などが閉じられていないと、 そこからあったかい空気がしゅーっと押し出されてしまうのです。 袖口や足首にゴムが入っているものを着ている子どももいます。 新しいものを揃えられなくても、すでに持っているものに、うちにあるものをプラスして、 子どもたちが今日を遊びぬくために、毎日保護者の皆さんは試行錯誤は繰り返されています。 本当に保護者の皆さんには頭が下がります。いつもありがとうございます。 そんな完璧になりつつあるみんなの装備ではありますが、季節は日ごとに進みます。 だんだん日ざしが春めいてきて、そういうことも必要ない季節にだんだんなってくるんですよね。 そろそろ森の中にも春の気配がそこここに芽を出してくることでしょう。 うれしいやら、寂しいやら。。。