top of page

沢登り報告


MOPPy企画、『森であそぼう!夏』 を山口市徳地の滑川で行いました。 参加者は17家族、総勢56名。 一週間前の下見のときには、雨続きで川は増水しており、 当日の開催が危ぶまれていましたが、 下見以降、それまで激しかった雨も小康状態を保ち、 前日にはピーカン天気。 当日もTHE 夏!!という天気。 もりのこパワー全開で開催することができました。 森林インストラクターのげんごろうさん(清綱建吾さん)と、 やまんばさん(橋本順子さん)の指導のもと、 沢登り班と生き物教室班に分かれて、夏の自然を満喫しました。 参加者がそれぞれの体験を終え、集合場所に合流したころ、 山口では梅雨明け宣言も出ていました。 まずは、ライフジャケットの説明を受け、装着。 その後、げんごろうさんが下見の際に 仕掛けで捕まえた魚の話がありました。 それから水遊びをするときの注意事項の説明をうけ、 世界共通のリバーサインとバディを確認。 準備運動をして、いざ川へ。 小さい子も大人も水に入り、慣れるためにまずは軽~く流されてみました。 すぐ順応する小学生たち、何度も何度も川に入り流れを楽しんでいました。

いつになく真剣な子どもたち

水になれよう~流れに乗ってみよう~ 水に慣れたころ、げんごろうさんの笛の合図でバディの確認。 ここからは沢登り班(小学生以上の子どもとバディを組んだ保護者数名)と 生き物教室班(幼児とその保護者)に分かれての活動開始です。 〈生き物教室班〉 水からあがり、着替えを済ませた後、子どもたちは やまんばさんと一緒に生き物について学びました。

やまんばさんのとりこになる子どもたち

下見の時に捕まえたヒキガエル登場 自然にはたくさんの生き物がいて、それぞれに役割があること。 ふかふかの森の土は、小さな生き物たちが 木々の葉っぱや枝を食べ小さくし、 そこに豊かな水が貯えられ、大地を潤し、 たくさんの生き物の命を支えている。 そして、葉っぱや木々を食べる小さな生き物たちをカエルが食べ、 そしてそのカエルも鳥に食べられる。 生き物の命が巡って、みんな生きているんだよ、と。 それぞれの役割を果たしながら、共に生きていること。 命の大切さを教えてもらいました。 〈沢登り班〉 小さい子組と分かれて、小学生以上の子どもとその保護者は げんごろうさんと滑川上流に向けて出発。 げんごろうさん曰く、いつもの滑川に比べればちょっと 増水しているとのことでしたが、下見の時に比べたら… 川の底が透きとおって見えていることに感動!! とは言え、相手は自然の川。大人も油断大敵。 げんごろうさんの的確な説明を聞きつつ、 自分の手で、足で、体で自然を受けとめていました。

目指すはあの滝の上!

小学1年生も頑張りました

大人も真剣 わずか1時間半の体験ではありましたが、 みんな沢登りを終えて帰ってきた時の表情は、 一言では言い表せないぐらいに、子どもも大人も 達成感に満ち溢れていました。

やりきった満足感に満ちた子どもたち。 ひとまわりもふたまわりも大きくなった気がしました。 沢登り班も生き物教室班も合流した後は、 保護者の手作り味噌を使って、炊き出し班が作ってくださった お味噌汁をみんなでいただき、 冷えていた体を温め、交流を深めました。

あったかいんだから~♪ 自然を相手に活動をされている、げんごろうさんややまんばさんの カッコよさに惚れ惚れしつつ、 今回このイベントを通して、自然の素晴らしさ、 壮大さを改めて知ることができました。 この経験が子どもたちの成長の糧に 少しでもなってくれればいいなと心から思います。 最後に、ケガなく、事故なく無事に このイベントを終えることができたのは、 げんごろうさん、やまんばさん、サポートしてくださった 森の案内人さん、もりのこえんのスタッフ、 参加してくださったみなさんのおかげです。 ありがとうございました。 これからもMOPPyをよろしくお願いいたします。

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page