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まみこ

木の実の楽器


卒園式の歌の時に子供達が使う楽器を作りました。 スタッフのAさんが、カゴいっぱいの椿の種を拾ってきてくれていたので、 それを使ったマラカスのような楽器を作りました。 丸く切った布に、フィールド内に落ちているさざんかの花びらや、 周りに生えている草で、たたき染めをしました。 たたき染めは、新聞紙の上に花びら(葉っぱ)を置いて、上から布をかぶせます。 そして、花びらを布の上から金槌で、トントンたたくと、綺麗なピンクの色や、 葉っぱの緑を布に写し取ることができるという技法です。 さざんかの花びらは空気に触れると、紫に変わっていました。 子供達はその過程が不思議で面白く、何度も花びらを集めてきてはトントンしていました。 布はあらかじめ、太めの糸で周りをざっくり縫っておいたので、 糸を引くと巾着のようになります。 そこに種を入れてもらい、中身が出ないようにぎゅっとしばり完成です。 3歳のNちゃんにはこれが、氷嚢(このタイプ今時あまり見ないように思いますが…笑)に見えたようで、 おでこにあてて「お熱の…」と言っていました。 男の子達は、程よい重みで、上に投げたらよく飛ぶことに気がついてしまい… キャッチできないと泥で汚れてしまうので、慌てて回収しました。

卒園式で素敵な森の音が響きわたるでしょう。 とてもかわいい楽器が完成しました。

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