最近、連休や天候の影響で、造形活動ができない週が続いています。 私はもりのこえんの保育の中で、造形の時間を担当していますが、 普段は幼児から、上は中高生までを対象にした絵画や造形の活動もしています。 元々は油彩を専攻としていましたが、子供達と活動する中で、造形遊びの面白さに出会いました。 受験のために一日何時間もデッサンをするのが当たり前で、 何事にもまずはデッサン力!と考えてた私には、子供達の自由な視点は衝撃的でした。 こんなに柔軟で広い世界を、何の迷いもなく表現する子供達…。 そしてそれは、私達大人には二度と取り戻せない感性だということ…。 自分の子供が絵をかいたり、何かを作ったりしているとき、 ついつい「もっとこうしたら?」「次は○○色使ってみたら?」と言ってはいませんか? 今、その時感じた形、色、におい、気持ち…。それは二度とない瞬間だとしたら、 もう少し見守って、共感してあげられたら素敵だと思うのです。
まみこ