卒園式で使う楽器作り。昨年は皆同じものを作りましたが、今年は年長年中組→竹のギロ、それより小さい子供達→風船の太鼓、と二手に分かれて違うものをつくりました。見本を出すと、想定通り、皆「太鼓がいい!」と…。風船も使うし、魅力的ですよね。でも、違う音があると楽しいので、年長中組は頑張ってギロを作ってもらいました。 ギロ作りはのこぎりを使って竹を切ります。裏から、干してあった竹の束を持ってきて、自分の手で持ちやすい太さの竹から必要な長さを切りだしました。
しばらくのこぎりはスタッフAさんにおまかせし、スタッフWさんと私で、小さい子供達と太鼓作りをしました。太鼓の土台になるのは、大家さんが下の倉庫に持って来て下さっていた紙の筒を使わせてもらいました。紙といってものこぎりでないと切れないので、これはあらかじめ切っておきました。 これに風船を被せて、太鼓の膜(?)を張るのですが、風船は一度膨らませて伸ばしておきます。 被せる作業も小さい子供達にはなかなか難しいので手伝いました。周りをビニールテープでとめて、丸いいろんな色のシールを貼って、釘のような模様にしました。膜の部分に絵を描いている子もいました。バチは木の棒にビニールテープを巻きつけて出来上がり。 とても簡単なのですが、けっこういい音がします。
ギロ組はかなり頑張って竹に切り目を入れていました。竹は転がるので、おさえているのが大変ですが、みんな本当に頑張って切りました。年中、年長全員がのこぎり使える園なんてどこにあるでしょうか。 年長Sくんと年中Hくんは、太鼓があきらめきれず、かなり粘ってお願いしてきましたが、時間がきていたので、来週時間があったら作ろうね。と言いました。 明日から歌の練習の時に、ドンドコ♪ギロギロ♪楽しい音が響きます。