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のりこ

よもぎだんご

新緑のまぶしい季節!

子どもたちと、よもぎ白玉団子を作りました。


これがヨモギ、と見せると、「知ってる!」と年中Iちゃん。

「どこ〜?」と言っていた年少TくんとJくんも、すぐに目が慣れて、どんどん摘んでくれます。

ためしに味見をしてみたIちゃんが一言、「苦い」。

匂いもちょっと刺激的で、こっそり不安になる私。

「『よもぎだんご』の絵本みたいに、ゆでてさらして刻んで、ゴーリゴーリすったら、きっと美味しくなると思うよ…」


カゴいっぱいに摘んだヨモギを、水遊びが好きなJくんが根気よく洗ってくれました。

鍋に入れるところを見逃したIちゃんは、クタッと緑が鮮やかになったヨモギを、

これ、さっき採ったやつ??と信じられない顔で味見して、「まだちょっと苦い。」

でも刺激臭は無くなっていて、さらに念入りに水にさらしました。


それから、みんなで代るがわる、刻んで、すり鉢で擦って、また包丁で叩いて、緑のペーストができました。

白玉粉と砂糖と水を入れて、思い思いの形に成型し、慎重にお湯の中に投入。

Iちゃんは粉で白くなった自分の手を味見して、「甘い!」

期待がふくらみます。


水に取った自分のおだんごをみんなで味見してみると、「おいしーい!!」

本当に、生の葉っぱの時には想像も出来なかったような、香り高いおだんごが出来ました。

優しい甘みと茹でたての柔らかい食感も良かったのか、野菜が苦手なTくんも気に入って、みんなもう1つずつ味見。

そして、残りのおだんごを楽しみに、みんなでお弁当を食べました。


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