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sayuri

悔し涙

今回の土曜学校天花の森舎は、

TOUCH THE WILD の三隅さんをお招きして「火」の講座。


講座の前に毎回、朝は畑の観察から。

1㎡の畑から広がる世界は何を教えてくれるでしょう。楽しみです。




そして、TOUCH THE WILD三隅さんの講座です。

今年入った子たちは「火」を見たこともないかもしれません。


まずは身近な生活の話から。

「毎日やることって何?」

「学校に行く」

「おしっこに行く」

「宿題」

「タブレットを見る」なんて答えも。


そして、その中から毎日必ずすることと(生きていくのに必要なこと)と

そうでないことに分け、その中から生活と火の関りについて学びました。


火は人と一緒で、赤ちゃん(うまれたばかりの火)、子ども(少し大きくなったけど、たくさん食べ物が必要な火)、そして大人の火があって、それぞれ食べ物が違うこと、

また、火がつくには、熱と空気(酸素)と食べ物(燃えるもの)が必要なことを学びました。



それぞれの火の食べ物です。



いよいよ火をつけます。

みんな真剣な眼差し。





今日はこの火を使ってお湯をわかし、ココアを飲んで、マシュマロを焼いて食べます。

出来るかなあ。



2人ひとくみになって、まずは火のごはんを探しに行きます。




さあ、いよいよ火をつけます。

ひと班にマッチは3本です。

「次回は火の勉強をするよ」というと、マッチやメタルマッチを持って来ていた人もいました。

もちろん、自分で考えて準備してきたんですから、

それでもOKです。

準備してない人たちには、3本のマッチしかありません。




ついたついたと喜んでも、気づくと火が消えています。



何度やってもうまくいきません。

悔しくて、燃え尽きたマッチを見つめる子どもたち。



2本のマッチがつかないと、もう1本をすって失敗したら

もう終わりだと、最後の1本がすれない子どもたちもいました。



3本のマッチが無くなると呆然とどうしたらいいかわかりません。

どうする?このまま火がつかなかったら何も食べられないよ、どうする?どうする?

こんなに周りに人がいっぱいいるんだよ。

みんな火ついてるじゃん。どうする?と聞いても、

「わからない」「食べなくていい」と答える子どもたち。


最後にやっと

「マッチもらいに行く」と答えて、

追加のマッチをもらいに行っていました。


3本のマッチが終わったら、もう終わりだと諦めてしまう子どもたち。


失敗しても、何度でもチャレンジできるんだよ!



やっとやっと火がついて、お湯がわきました。

苦労してわかして作ったココアと焼いたマシュマロは格別なようでした。







最後は、火の消し方、始末の仕方を教えて頂き、今日の講座は終了。

わくわくどきどきの2時間でした。



講座が終わって、お昼ご飯の後は、

子ヤギたちと遊び、畑のきゅうりをまるかじりし、虫を探し、

自由な時間を楽しみました。





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