新年度が始まりました。 トップは、今年度から始まる小学校高学年向けの プログラム「子どもサバイバル12months」 毎月、子どもたちがソロキャンプを行うという 他に類を見ないとびきり面白いプログラムです。 講師はTOUCH THE WILDのなおさん。 なおさんがいてくださるだけで、千人力です!
さて、お試しキャンプを開催して迎えた今回のキャンプですが、 お試しキャンプの際には大きなテントにみんなで寝たので 森の中で、ホントにひとりでテントの中で眠れるのか、 保護者も私たちも心配でした。
でも、「子どもサバイバル12months」の子どもたちは、 2年以上土曜学校で月に2回自然の中で過ごすうちに、 森で過ごすことは日常であり、 変に高揚することも、逆に緊張することもなく、 暗闇でもいつものように遊び いつものように食べ、そしていつものように寝ていました。
スウェーデンの森のようちえんでは、 森で食事をすることをとても大事にしているそうです。 それは、生きることにとって最も重要な行為である食事を 大人が意識的にそのタイミングを使って、ここは特別な場ではなく、 生きるために食事と同じように大切な場所であるよということを 子どもたちに言語でなく伝わるようにしているからだそうです。
子どもたちは、日々森で過ごすうちに 森は自分たちの生活の延長線上にあると感じているのだなと 子どもたちの姿から気づきました。
あいにく、夜中から大雨でしたが、 別に動じることもなく、「雨だね。合羽着よう」と 誰に言われるでもなく合羽を着て過ごしていました。
私達は子どもたちが日々自然の中で過ごすうちに 自分の力の大きさや小ささ、 そして、自分の思い通りにならないことがあるということを 学んでほしいと思っています。
小学生の子どもたちと森の中で毎月過ごす 1泊2日の時間が本当に楽しみです。
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