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sayuri

いろんな体の使い方

もりのこえん土曜学校では、子どもひとり、1㎡の畑を担当します。

今日は、親子でそれぞれ植えたい野菜や花を植えました。



看板も仮りの看板でしたが、今年用の看板をみんなで作りました。



のこぎりを使うので、軍手がないと使えないのですが、

忘れた子もたくさんいます。

「手袋忘れたー。」という子に「どうしたらいいと思う?」と聞くと、

今年入った子たちはどうしたらいいのか、その質問に戸惑ってしまいます。

ベテランさんに聞くと、「袖を伸ばして使う」「手ぬぐいをまく」「友達に借りる」などなど

いろんなアイディアが出ました。

もりのこえんに借りる子もいれば、お友達に借りた子も。

ベテランさんで忘れた子は、「去年のでいいや。今年は作らない。」と決めた子もいました。


忘れ物は誰でもします。


でも、忘れたままでなくどうしたらいいかを考えられたらそれでいいのだと思います。

また、突拍子のないことでも、自分の頭で考えたのなら

それでよしとします。


のこぎりを使って、金づちを使って看板を作りました。

初めて道具を使う子たちはとっても難しそうでしたが、

いろんな体の使い方が出来るといいなと思います。

大人がどれほどコツを教えても、結局は体で覚えるしかないのです。


それから、自分の体でだいたいの長さを図ることも覚えます。

自分の手のひらでだいたいこれくらいの看板、と思って作ります。

その通りに切れるかどうかは、また別ですが・・。笑。



細長い紙を使って、中心を出します。

定規がなくても、紙や紐でも代用できます。

意味がわからなくても、いろんな作業をしていくうちにわかるでしょう。



看板が出来上がったら、今日も萩往還に出発です。

今日は、夏木が原キャンプ場まで!

新入生たちはどんどん口数が減っていってもう帰りたいと泣きだす子もいました。

「みんな初めは泣いたよねー」ってベテランさんたちが笑いながら言います。

自分で握ったおにぎりをお昼に食べて、もうひとふんばり。

結局3時間の行程でした。



歩きながらベテランさんたちは、ごみを拾います。

「これ、たぬきさんが食べたらお腹が痛くなるんよねー」なんていいながら。

自然の中での子どもたちの振る舞いが素晴らしいなと感じます。

新人さんたちに伝承されて行ってほしいもりのこえんの文化です。



夏木が原キャンプ場では疲れも吹っ飛んで、みんなで川遊び。

また来たいなあって子どもたち。


ほんとに気持ちのいい一日でした。








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