地域の方が自分の山の木を使って
自分の家を作るということを始められると聞き、
子どもたちと見学させていただくことにしました。
木を倒し、一定の長さに切り、搬出し、乾燥し、製材し、
家を作る過程を子どもたちと現在進行形で見学させていただいています。
それだけでも、子どもたちの中で山の風景が
違って見えてくるだろうということを感じていました。
しかし、見学しながら地域の方の家ではなく、
子どもたちにとってもっと身近なものにならないかと考え、
その方に木を分けてもらって、何か作れないかと考えていたところ、
タイミングを同じくして、もりのこえんとして毎日遊んでいる森の木を
大家さんが伐られることになり、
その木を使って、年長児さんの卒園の記念に学習机を家族で作るとことにしました。
今日は、丸太を板にする作業を見学しました。
木が生えているところを見て、これが家や机になると言われても
子どもたちはピン!と来なかったかもしれませんが
板になると、「おー、見たことある!!」って、
山に生えている木がどんなふうに活用されていくかが
イメージが出来たことと思います。
同じ時期に植えられた隣り合った2本の杉の木ですが、
1本は、優しい色合いだけど、少々節が多い。
もう一本は赤黒の模様が入っていて表情が豊かだそうです。
木も同じ場所で育っていても、
それほど違うのだと気づかせてくれました。
ほんとに素晴らしい。
次は乾燥して、そして、いよいよ3月には机にします!
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