新年度は、6人の子どもたちで、スタートです。
初日、 「なんで、すくないの?」と、年長のYくん。
私 「小学校に、行ったからよ。」
Y 「Y(自分)が小学校にいったら、どうなる?」
私 「そしたら、ⅠちゃんとTくんと、Yちゃんだけになるね。」
Y 「えー!」
この時が、新年長児が、自分たちが一番大きい人になった、と実感した瞬間。
年長さんは森に挨拶をする時に、「せーの」と号令をかけるのですが、
その後、今日の号令当番をだれがするかと話していたら
[やりたい。」 「かんたんそう。」 と、Yくん。
先月まで「年長になっても、号令当番やらない!」と言っていたのに。
Yくんがその日の号令当番をすることになり、やってくれました。
朝の挨拶が終わると
Y 「きょう、あいさつできた。 かえりもがんばる。」 と、うれしそう。
出会う大人みんなに
Y 「あいさつできたよ」 と、言っていました。
不安が自信にかわったYくん。
なによりも、私はYくんが自分のことを年長として受け入れたことに、感動しました。
Yくんだけではなく、号令当番の順番を考える時、
年長のSくんは、ふらりと砂いじりを始めていたものの、Yくんの次は自分だよと手を上げ、
年長のHちゃんは、先月までの号令当番の順番を覚えていて、それを説明していました。
新年度初日から、感動をありがとう。
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