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sayuri

みんな満足


もりのこえんでは、子どもたち全員に

同じものを同じだけ配るということがあまりありません。

今日は芋ほりをしました。

子どもたちには最大2kgで、

それまでだったら持って帰りたいだけ

持って帰っていいよと伝えました。

自分の掘ったお芋だけを大切に持ち帰る子。

昨日芋ほりをした子や家に畑のある子は、

家にお芋はいっぱいあるからと、持ち帰りませんでした。

もちろん、2kgきっちり持ち帰る子もいます。

土曜学校でも、野菜がたくさん採れたりすると

みんなで話し合って分けてもらいます。

ルールはひとつ。泣くほど我慢する子がいないように。

どうやって決めているのかわかりませんが、

たくさん持ち帰る子もいれば

全く持ち帰らない子、

なすびを半分にして分け合う子、などなどいろんな

子どもたちの姿があります。

いずれにしても、みんな満足そうな顔をしています。

保護者の方にも、「今日は〇〇を分け合いましたが

△△ちゃんはいらないと言われたので、何も持って帰っていません」というと

残念そうな顔をされる方もいらっしゃいますが、

基本、子どもの気持ちを尊重してくださいます。

全員同じだけ持ち帰らせた方がいいのかもしれませんが、

もりのこえんではそれよりも

子どもたちが満足した方がいいなあと思っています。

だって、欲しくないものもらっても、嬉しくないですしね。

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