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タイパ悪すぎ もりのこえんまつり タネ開き10【土曜学校の子どもたち】




毎月第2第4土曜日は、小学生の子どもたちと外遊びを楽しんでいます。

その子たちと、もりのこえんまつりについて、何をするか相談したのですが、

始めは、イメージが付かないのか、何でもいい~という感じだったのです。

大人の私としては人手も足りないし、

夏まつりの時と同様、ジュースをみんなで代わる代わる当番をして

売ってくれたら助かるなあというくらいにしか思っていませんでした。

何がしたい?と聞いても、何の意見も出ないので、

「じゃあ、夏まつりみたいに、みんなでジュース売ってくれる?」というと

「うんうん、それでいいよ」の返事。

それで、ほんとにいいのか、何度か聞くと、ドッヂボールや鬼ごっこ、

かくれんぼがしたい、といいます。

おまつりの中で、それをどうやってするか?ということを

話し合っているうちに、やっぱり輪投げやかき氷屋さんがしたい!という子が出てきました。

大人の私としては、ひとつのことをみんなで当番でやってくれる、というイメージだったのですが、ひとつで始めると、次から次へといろんな「やりたいこと」が出てきます。

え?そんなにするの?と大人の方が、戸惑うばかり。

ルールは1つ。2人以上のメンバーですること。

それは、1人だとトイレにも行けないし、おまつりも楽しめない。

あと、いろんな思いの中で話し合って決めるということをしてほしかったからです。


いろんな意見が出ましたが、なんだかほんとに実現するのか心配なことがいっぱいありました。とりあえず、1週間前にプレもりのこえんまつりをして練習してみることにしました。


いざ、プレもりのこえんまつり。

看板や道具、椅子など、思いのほか自分たちで考えていろんなものを

持ってきていました。

かき氷屋さんは、かき氷機の練習を何度もしてきたようでした。

でも、かき氷のシロップを忘れてきたり、

氷を手づかみで扱ったり、

ネイル屋さんは、定員さんは座っているけど、

お客さんは立っていたり・・・。


みんなで気づいたことを伝えあいました。


そしてもりのこえんまつり本番。

プレの反省を活かして、素敵なお店が並びました。

いつも定員さんがいなくて閉まっているお店(ずっとおまつりを楽しんでいる)も

ありましたが、それもご愛敬。

自分たちでやりたいということを考えて相談して準備して、実施する。

これほど楽しいことはなかったようです。

その上、お小遣いもいっぱいです。

(保護者に立て替えてもらった、材料代やおつりはちゃんと返し、

そして、もりのこえんに出店費も売り上げから頂きました)


もりのこえんまつりの翌週には、また土曜学校があったのですが、

その際には振り返りをして、うまくいったこと、いかなかったこと、

もっとこうしたらよかったと思うことを出し合いました。


子どもたちが思った以上に自分たちで考えてやってみていることがわかって、

感心しました。


10月以降は、子どもたちが自分たちで考えた企画を毎回実施します。


いつもはテーマだけ決めて、大人が準備して実施していたのですが、

今年は、子どもたちが準備から朝の会の進行、そしてその日一日の企画まで

全部やりたいというので、やってもらっています。


子どもたちの成長は、階段のように均等だったり、

直線的だったりということはなく、

あるきっかけで、その集団がぐんっ!とのびることがあるんですよね。

もりのこえんまつりは、まさにそのきっかけになったようで、

毎回の子ども企画が、とっても充実して、日を追うごとに企画の進め方も

上手になっていっています。


すごいなあ、子どもたちって。












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