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タイパ悪すぎ もりのこえんまつり タネ開き3【交流その2】

更新日:2023年11月15日

「あそび」の次は「食」の文化を調べました。

これがなかなか大変でした。

なぜって、上天花の食事と言われても「普通よ」「そんな特別な料理なんて、ないない」と

言われて、なかなか上天花町の食文化について知ることは出来ませんでした。

それでも、昔は冷蔵庫などなかったので、

猪の肉を塩漬けにしていたこととか、タケノコは干して一年中食べていたことなどを

教えていただきました。

今でもタケノコの季節には皆さんの庭に茹でたタケノコの薄切りが干してあります。

それを水でもどして、炒めて食べるのだそうです。

子どもたちは、風呂を沸かす火でいなご?(バッタと言われていたけど)を焼いて

砂糖醤油をつけて食べていた、なんて話も伺いました。

書籍などもいろいろ調べたりしましたが、

それらは、山口市や大殿地区などで昔から食べられていたもので、

市街地に出ることを「山口に行く」と言っていた上天花町の人たちの

独自の食生活を知ることは、かないませんでした。









もりのこえんまつりでは、タケノコのめんま(これは塩漬けを使いましたが)と

干し人参のラペをおにぎりに添えました。




また、カレーライスには、地域の方が育てた大根やサツマイモが

たくさん入っていたんですが、気づいた人、いましたか?

お料理上手なFさんが最後に隠し味の〇〇や△△を入れて下さったおかげで

深みのある美味しいカレーライスが出来上がりました。



調理には、地域の方がたくさんお手伝いに来てくださいました。



終わった後お礼に伺うと、「昔はこういうことがたくさんあったんだけど、

今は何もかも無くなって、

久々で、なんだかとっても楽しかった」と言われていました。

みんなで一緒に作業するって、ほんとに楽しいですよね。

こんなことまでお願いしても大丈夫かなあ、とちょっぴり不安でしたが、

地域の皆さんのおかげで、予定よりも1時間近く早くお料理が出来上がって、

来場の皆さんに、ほかほかのカレーライスやおにぎりを届けることが出来ました。


上天花町の食文化を記録に残すことは、あまり出来ませんでしたが、

これからも地域の皆さんと立ち話したり、

地域の草刈りをしたりする中で、

食文化についてもまたお聞きできるのではないかと思っています。


つづく・・・

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