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まー

子どもだけで解決

年長のYくんと遊びたい、年々少のYちゃん。

Yくんが、長い丸太の端にすわって、お弁当を食べていたのですが、

近づきたいけど、近づけず、Yくんの丸太の反対の端に、座りました。


Yちゃんが、すわったり立ったりするたびに、丸太が動いて

Yくん 「やめて。Yちゃんが、うごいたら、浮かんでお弁当がこぼれる。

    シートしいてないんだから。」


その近くで、シートを敷いて食べていた、年長のHちゃんも、

Hちゃん 「Yちゃん、やめて。」 と、言いました。


Yちゃんは、もっと頻繁に、立ったりすわったり。

Hちゃんが、Yちゃんの横に行き、もう一度言いました。


すると、Yちゃん 「だって、ガタンゴトンしたいんだから!」


それを聞いて、HちゃんはYちゃんを、となりの丸太にすわらせて、

自分はその丸太の反対の端にすわって、

「ガタンゴトン」 とシーソーしてあげました。


Yちゃんは 「ガタンゴトン」ができて、満足。

Yくんは、自分の丸太が動かなくなって、満足。

二人が落ち着いたので、Hちゃんは自分のシートに戻って、

お弁当をまた食べ始めました。


Hちゃん 「あー、のどかわいた。すいとう持ってこよう。

     Yくんのも、もってこようか?」

と、どこまでも優しいHちゃんでした。


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