今年1年かけて、もりのこえんのある萩往還天花坂口から
萩まで歩き通すと決めて歩き始めたのが4月。
4月に、六軒茶屋までと、国境の碑までを歩き、
9月に日南瀬まで歩き、1月に明木(牛地)まで歩き、
そして3月!萩まで歩き通しました!
子どもたちとおしゃべりしながら
「4月は、六軒茶屋まで行ったんよね。それから、国境の碑まで歩いて~」とか
「やっと萩までたどり着くね。長かった~」とか
今年一年、頑張って歩いたことを振り返りながら歩きました。
大変な道のりも、遊びながら楽しみながら歩いたら、
あっという間です。
自分達が生まれ育った地域の歴史を聞きながら歩きます。
多くの人が国を思い、地域を想って働いてきたことがわかります。(松蔭歌碑)
今回は、ほとんど平坦でアスファルトの道が多かったのですが、
山道もありました。
真っ暗なトンネル。
峠を越える萩往還道を短縮するために明治時代に作られたそうです。
両側から積んで行って、頂点の石で止めてあるそうで
それを抜くと崩れるのだそうです。
真中の石が映ってない。ごめんなさい。
ほんとに真っ暗でした。
でも、機械のない時代にどうやって掘って
石を削って積み上げたのか、すごく美しいトンネルでした。
昔の人はすごいなあ。
トンネルを出たところにも、石垣が積んでありましたが
これは、語り部のOさんのお父さんが積んだ石垣だそうです。
日本を大きく動かした偉人たちのお話を聞きました。
大きな休憩所で、うどんのいい匂いがしていて、
ここで休憩かと色めき立ったのですが、素通り。
梅林公園まで頑張って歩きました。
日本で最初に、女性の解剖が行われたところ。
萩はその時代、医学的にとても進んでいたようです。
萩駅に着きました。
大正時代に建てられたという駅舎がとっても美しかったです。
さて、やっと着きました。
ここ「萩唐樋札場」が萩往還、スタートの地です。
「萩唐樋札場」を過ぎ、萩城めざしてお成道を歩きます。
そして、やっとやっと萩城に着きました!!!
そして、海へ。そして、濡れる・・・。はぁ・・・。
泳ぐ子も出てきそうなので慌てて、本日の宿、萩セミナーハウスへ。
17時着。日帰りの子どもたちは、お父さん、お母さんのお迎えで家路へ。
施設利用の説明を受けた後、
打ち上げ材料購入組は、元気よく近くのスーパーへダッシュ!
疲れて、もう歩きたくない組は、
途中、萩博物館でもらった貝殻のお土産を見せ合いっこ。
夕飯(18時~)とお風呂(19時~)を済ませて、
いつでも寝れる状態にして、お菓子で打ち上げ―!
「ほんんとに、ひとり1本買っていいの?」とどきどきしながら
自販機でジュースも購入。
ほんとにみんなよく頑張ったねー。
振り返りでは、
「疲れたけど楽しかった」
「かかとが痛いよー」(←今回アスファルトの道が多かったので、みんな足が痛かった。)
「博物館では、いろんなものが見れたり、もらえたりしたので、嬉しかった」
「みんなで楽しかった」
「歩くのが大変だったけど、楽しかった」
「いろんな景色が見れて良かった」
「疲れた」
「大変と思ってたけど、思ったより近かった」などなどの感想がありました。
昨年度は、文句と涙ばかりの萩往還だったけど、
今年度は、歩くことは息をすることと同じくらいになり、
歩きながら景色を見たり、お友達と話したりがとっても楽しくなりました。
翌日は、朝から自分達が使ったところを片付け、掃除し、
萩を後にしました。
帰りにちょっとだけ寄りたいと言った海に寄ったばかりに、
バスに間に合わないかと思うくらいぎりぎりで、
ほんとに最後までよく頑張った子どもたちでした。笑。
来年もまた、萩を目指して、頑張ろう!
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