2023年1月15日(日)大殿地域交流センター和室にて、
講座「子どもの話を”きく、聞く、聴く”~子どもの話に耳を傾けてみませんか?」を開催しました。
講師は、こびとのおうちえん代表の大下充億さんと毎日おうちえんの子どもたちと過ごされているスタッフのよっこさん。
まず初めに、おうちえんで大下さんやよっこさんが大切にされていること、心がけておられることなどのお話を伺いました。
”きく”という行為を大切にしていて、毎日の活動の中で自分の思いや気持ちを確認する作業をたくさんしているそうです。
また、子どもと大人が常に対等であるかというところもポイントで、評価、指示、禁止、命令などの言葉や表現は使わないようにしているということでした。
”きく”にも、
「自分の気持ち(=本当に感じていること、思っていること、心の根底にあるもの)をきく」ことと
「他者の気持ちををきく」という2種類があること。
〇〇であるべき、こうしなければいけないなどに振り回されて、本当の自分の気持ちに素直に、”自分”で生きることが出来ていない人が多く居るというようなお話もあり、共感できる部分がたくさんありました。
少し時間をとって、参加者それぞれが聞いてみたいことやお悩みなど質問を書き出してもらいました。
後半は、それぞれの質問に大下さん、よっこさんの考えを答えて頂きました。
お話を伺う中で、「そんな視点もあるのか!」「こうあるべきにとらわれすぎていたな」と感じたスタッフ林でした。
以下、受講者のアンケートから。
・自分を知り、相手を知ることの大切さ。子どもとの関わりだけでなく、人間関係の基本だと思った。
・今日の話を聞いていて、自分の気持ちを子どもに伝えるということをあまりしていなかったな、と感じたので、自分との対話もしっかりやっていこうと思います。
こうしなくちゃ、こうあるべき、といった自分の思い込みで、子どもに色々言ってしまうことが多いなぁ、と反省しました。
・私も大切な想いの周りに何重にも常識やこうせねばならない等の皮があり、本当の想いは何なのか?しっかり感じる必要があると感じた。
大人が自分らしく生きる!その姿を見せることで子どもも自分らしく生きることができるのかな?と思っています。
受講された皆様、ありがとうございました。
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