もりのこえんの活動場所はいつも野外なので、
毎朝の下見が欠かせません。
子どもたちが今日ここでどんな遊びをするのか想像しながら、
危険な所はないか確認してまわります。
ある日の下見で森に行って見ると、これは一体…?
私は一瞬、竪穴式住居の遺跡を連想しましたが、
年少のYくんが昨日おうちごっこをした跡なのだそう。
確かに、真ん中の炉には枝や葉っぱがたくさん入っていて、
まだまだ現役、という感じです。
Yくん、今日もおうちごっこの続きをするのかな?
いざ、みんなで一緒に森に行ってみると、
Yくんは2歳のAくんと別の遊びでしばらく盛り上がっていましたが、
偶然おうちごっこの跡を通りがかった瞬間、パッとYくんの顔が輝いて、
すぐに2人でおうちごっこが始まりました。
壁も屋根も無い、寒風吹きさらしのおうちですが、
Aくんのために葉っぱでサラダを作ろうと、
忙しく出たり入ったりしている姿を眺めていると、
なんだか温かいおうちに見えてくるから不思議です。
丸太のテーブルに石のお皿で、さあ召し上がれ♪
あ、待って待って。この木のフォークで食べてください!
モリモリ食べるAくんと…あ、作ったYくんは食べないのね。
シャッターチャンスを逃して、写真が見切れてしまいました(泣)
この後2人は本当におなかが空いたのか、
お弁当をおうちに持ち込んで、仲良く一緒に食べていました。
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