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のりこ

遺跡かと思ったら

更新日:2022年4月15日

もりのこえんの活動場所はいつも野外なので、

毎朝の下見が欠かせません。

子どもたちが今日ここでどんな遊びをするのか想像しながら、

危険な所はないか確認してまわります。


ある日の下見で森に行って見ると、これは一体…?

私は一瞬、竪穴式住居の遺跡を連想しましたが、

年少のYくんが昨日おうちごっこをした跡なのだそう。

確かに、真ん中の炉には枝や葉っぱがたくさん入っていて、

まだまだ現役、という感じです。

Yくん、今日もおうちごっこの続きをするのかな?


いざ、みんなで一緒に森に行ってみると、

Yくんは2歳のAくんと別の遊びでしばらく盛り上がっていましたが、

偶然おうちごっこの跡を通りがかった瞬間、パッとYくんの顔が輝いて、

すぐに2人でおうちごっこが始まりました。

壁も屋根も無い、寒風吹きさらしのおうちですが、

Aくんのために葉っぱでサラダを作ろうと、

忙しく出たり入ったりしている姿を眺めていると、

なんだか温かいおうちに見えてくるから不思議です。


丸太のテーブルに石のお皿で、さあ召し上がれ♪

あ、待って待って。この木のフォークで食べてください!


モリモリ食べるAくんと…あ、作ったYくんは食べないのね。

シャッターチャンスを逃して、写真が見切れてしまいました(泣)


この後2人は本当におなかが空いたのか、

お弁当をおうちに持ち込んで、仲良く一緒に食べていました。

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