もりのこえんの新年初日、餅つきの日。
冬休み中のお兄ちゃんお姉ちゃんたちもたくさん来てくれて、とってもにぎやかでした。
お餅をついて、お餅を丸めて、お雑煮をおなかいっぱい食べた後、
小学生を中心に、田んぼで花いちもんめが始まりました。
「かぁ~ってうれしい花いちもんめ!」
「まけぇ~てくやしい花いちもんめ!」
離れないようにギュッと手をつないで、思い切り大きな声をあわせて、
みんなで一緒にズンズン進む高揚感。
小さい子たちは後ずさりの度にコロンと転びますが、
すぐに立ち上がり、また勇んで進んで行きます。
さんざん繰り返して、見守る私の方が少し飽きてきた頃、
片方のチームがどんどん減りはじめ、気付けば年少Hちゃん1人になりました。
小学生たちがさりげなく手加減してくれているとは言え、
1人はさすがに心細い…はず?いえいえ!
「まけぇ~てくやしい花いちもんめ!!」
Hちゃんは、たくさんの歌詞をリズムよく言いながら、堂々と足を蹴りだし、
「Sちゃんがほしい!」
と最近仲良しの年少Sくんを指名。
Hちゃんが負ければ試合終了と、みんなが注目するなか、見事じゃんけんに勝利しました。
これには相手チームからも「おぉ!」と歓声が上がり、試合再開。
HちゃんとSくんは小さな歩幅もピッタリに
「かぁ~ってうれしい花いちもんめ!」
いつまでも終わらない花いちもんめでした。
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