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のりこ

餅つきからの~

更新日:2022年4月15日

もりのこえんの新年初日、餅つきの日。

冬休み中のお兄ちゃんお姉ちゃんたちもたくさん来てくれて、とってもにぎやかでした。


お餅をついて、お餅を丸めて、お雑煮をおなかいっぱい食べた後、

小学生を中心に、田んぼで花いちもんめが始まりました。


「かぁ~ってうれしい花いちもんめ!」

「まけぇ~てくやしい花いちもんめ!」


離れないようにギュッと手をつないで、思い切り大きな声をあわせて、

みんなで一緒にズンズン進む高揚感。


小さい子たちは後ずさりの度にコロンと転びますが、

すぐに立ち上がり、また勇んで進んで行きます。


さんざん繰り返して、見守る私の方が少し飽きてきた頃、

片方のチームがどんどん減りはじめ、気付けば年少Hちゃん1人になりました。


小学生たちがさりげなく手加減してくれているとは言え、

1人はさすがに心細い…はず?いえいえ!

「まけぇ~てくやしい花いちもんめ!!」


Hちゃんは、たくさんの歌詞をリズムよく言いながら、堂々と足を蹴りだし、

「Sちゃんがほしい!」

と最近仲良しの年少Sくんを指名。


Hちゃんが負ければ試合終了と、みんなが注目するなか、見事じゃんけんに勝利しました。


これには相手チームからも「おぉ!」と歓声が上がり、試合再開。


HちゃんとSくんは小さな歩幅もピッタリに

「かぁ~ってうれしい花いちもんめ!」


いつまでも終わらない花いちもんめでした。


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