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もりのこえん

無駄な動きに発達がある(2)


子どもの一見「ムダな」動きや遊びには、意味があります。 例えば・・・ 1,たたかいごっこ たたかいごっこを通して子どもは「ちょうどいい力加減」を学んでいきます。 社会でうまくやっていけるということは「ちょうどいい加減」を知っているということです。 この「ちょうどいい加減」は基本的に内側からしか出てきません。 人から教えられて身に付けることはできません。 相手も自分も快適な力の加減。 自分と相手にとってちょうどいい人間関係の距離の加減。 対人の遊びから手にしていく社会性。 遊びが学びに転化するのです。 そうやって、自分の痛みと相手の痛みを学習します。 2,ごっこ遊び ごっこ遊びは、非常に大切で人間らしい発達の段階です。 人間脳がぐんぐん伸びていることの証明です。 ごっこ遊びができるということは 「内的な視覚イメージ(インナービジョン)」を使って遊べるということです。 大人にとっては終わりの見えないエンドレスなごっこ遊びも、 将来社会に出て働くときに求められる役割をはたすこと、 目標実現のための実行力などにつながっていきます。 自己実現は、内的なイメージと外側の現実を合わせていく作業です。 セルフイメージ(自己肯定感)、夢を描くこと、目標に向けて行動を起こせること、 おままごとやごっこ遊びが果たす役割はとても大きいです。 人生は遊びから始まるし、 遊び自体が人生の中心です。 「淡路島 額縁と珈琲Neki さん」 発達支援コーチ 灰谷孝

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