ただいま、絶賛発達中【生きのびる脳と生きていく脳】 脳には色んな働きがあり、主に二つの役割を別の場所で分けて 担当しています。それは「生きのびる」と「生きていく」です。 「生きのびる」ための機能は脳幹というところにあり、 呼吸、体温調整、排泄などを司っています。 「生きていく」ための機能は大脳に分かれて存在していて、 ①たくましく ⇒大脳辺縁系 ②うまく ⇒大脳新皮質 ③よりよく ⇒前頭前野 を担当しています。 大脳や前頭前野という高次の脳が、脳幹という原始的な脳と上手くつながっておくことで、 私たちはコミュニケーションや学習と言った人間的な活動の パフォーマンスを発揮することができます。 「生き延びる」の脳幹部分にある反射をしっかりと発達させて使い切り、 「生きていく」の脳をしっかりと使えるように育てることが大切です。 脳幹を育てるために大切なこと 1)自然と関わること。暑さ、寒さを体で経験し、 大地を足で太陽を全身で、暗闇を眼でしっかり感じること。 2)声をだすこと、笑うこと、泣くこと、あくびをすること。 噛むこと、吹くこと、吸うこと。つまり呼吸を深くすること。 3)全身を使って遊ぶこと。 特に子供の時は、水、砂、泥とたくさん触れること。 よく寝ること。テレビとスマホを見すぎないこと。 発達支援コーチ 灰谷孝
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