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りつこ

柚子の剪定作業に想う


先月、林業をしている若者が柚子の剪定を手伝いに来てくれました。 道具を安全に使えるように専用のベルトしていたり、

ヘルメットや安全靴など装備も完璧です。 そして、作業も早い早い。 剪定して落ちた枝も軽々と運んでくれました。 その作業を手伝いながら、去年の秋を思い出しました。 女ばかりでふらつきながら脚立に登り、柚子もぎだけでヘトヘトになり、枝を一本切り落とすだけで、何人もの大人で一日中かかり大騒ぎ。 大怪我していてもおかしくない作業を、何も分からずにしていました。 その日、若者の剪定作業は順調に進み、果樹園の柚子はすっきりした佇まいとなり、果樹園全体に光が入り生き生きして見えました。 有り難い。 私達の1年目の作業は時間も労力もかかり、

効率はかなり悪かったと思います。

だけど、あの去年の苦労を味わったからこそ、

若者の働きに只々感謝の気持ちでいっぱいでしたし、学びも多く、

そして、農家さんの大変さが身にしみました。 この場所に来て、たくさんの時間を過ごし、たくさんの経験をしました。

たくさんの経験はたくさんの気持ちが育つな、と、

柚子仕事を手伝いながらしみじみ想いました。

りつこ

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