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もりのこえん

年長さん

年長のYくんが、枝を地面にたくさん挿して、家の囲いを作りました。

年長のHちゃんも、いっしょにするけど、うまく挿すことができません。


H 「できないー。 H、なにも才能ない。」





Hちゃんの言葉に、だれも何も言わないので

私 「Hちゃん、才能、ないことないよ。」


すると

Y 「H。 まわすんよ。」

と、枝を回転させながら、土に挿していく様子を見せてくれました。


年長のSくんは

S 「やれん(できない)とおもっても、やってみたら、ええんよ。

  やって、できたら、どうする?」

と、Hちゃんに、アドバイス。


もうすぐ卒園する3人のやりとりに、しみじみとしました。


その後、Hちゃんだけは、ずっとその場所にいて、

さっきよりかなり小さな枝を、地面に挿し、土をかけて

‘トラップ’を作りました。


大きな枝は、挿せなかったけど、小枝を挿して、作りたいものを作ったHちゃん。

Hちゃん、Yくん、Sくん、みんな成長したね。

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