毎月、避難訓練をしています。
今日は、ハチのことをしました。
ブーンと蜂が近くに来たら、まずかがんで、
帽子の左右のつばをもって、耳のあたりをかくす。
ジッと動かないこと。
年年少のTくんも、親子参加のⅠくんも、周りを見て、できるようになりました。
その後、山に遊びに行き、
「ハチの巣って、どんなところに、できそうかな?」
ということを考えて、それぞれに教え合いました。
高い木の上、倒木の穴、枯れ枝が積んである隙間、地面の穴、木のうろ。
「じゃあ、そこからハチがでてきて、さされたら、どうする?」
Tくんは、朝、かがんだことを覚えていて、
「こうする!」 と、かがみました。
「刺された時や、ハチがいっぱいいる時は、まず逃げるんだよ。
逃げて、『ハチにさされた』とか『いたい』って言うんだよ。」
と伝え、逃げる練習をしました。
蜂に刺されたと想定した場所から、四方八方に逃げるということは、
難しいもので、子どもは大人がいる方向について来ようとします。
でも蜂がいる場所を通ると、その子は蜂に刺されるかもしれません。
大人の位置に関係なく、蜂から遠くに逃げる練習を、子どもたちは
「もういっかい!」と繰り返し、楽しんでいました。
逃げた後の子どもが、大人がいなくても不安にならないように、
どうしたらいいか、考えなければいけないということに気づけた避難訓練でした。
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