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お腹が空いたらお弁当

夏休みの小学生たちと一緒に過ごしたひと月半が終わり、幼児だけになったもりのこえんは、ちょっとのんびり。

でも、決して前と同じではありません。

たくさんの刺激をもらって、身体の使い方も遊び方も自己主張もグンと伸びています。


年少Yちゃんと年中Iちゃんは、今日もプリンセスごっこ。

しばらく遊んで、お腹が空いたIちゃんが「ねぇ、お弁当食べよ?」と言うと、

Yちゃんは「やだ!まだお腹空いてない!」


I「(近くにいた私に向かって)じゃ、のりこさん一緒に食べよ?」

Y「Yちゃんはまだ食べたくないの!!」

I「Iちゃんはのりこさんと食べるから、Yちゃんは食べなくて良いんだよ?」

Y「やだー!!」


私「えーっと…YちゃんはIちゃんと一緒にお弁当を食べたいの?」

Y「うん。でも今は食べたくないの。」

私「そっかぁ…どうしたら良いかねぇ…?」


Y「(Iちゃんに向かって)ねぇ、プリンセスの透明なご飯を食べよ?」

I「そうよ!プリンセスのご飯よ!!」

私「えーっと…2人でプリンセスごっこをしながら、Yちゃんは透明なご飯を食べて、Iちゃんはお弁当を食べるってこと??」

Y・I「うん!!」


手を取り合わんばかりに駆け出す2人。

呆気にとられて取り残される私。

気を取り直して『プリンセスのご飯』をのぞきに行ってみると、Yちゃんも(本物の)お弁当を広げていてビックリ。


Iちゃんのお弁当を見てお腹が空いた…?

いや、プリンセスごっこをやめたくないだけだったのかも…?

何はともあれ、笑顔でほお張る2人に嬉しくなって、そっとそばを離れました。

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