川の近くでゴミを拾った時、
「かわにすてたらいい。」 と、子どもが言いました。
以前、お腹の中がプラスチックゴミでいっぱいになった鳥の写真を、
子どもたちと見たことがあるのですが、それは、もう、数年前のこと。
今もりのこえんに通っている子どもたちは、知りません。
早速、次の保育の時に、「あめふりくまのこ」 という歌を
「おやまに あーめが ふりましたー」と歌いながら、
山と、川と、海の絵をかきました。
ゴミをかきました。
私 「このごみを、魚や鳥が食べたら、どうなる?」
子ども 「おなかが いたくなるー!」
お腹の中が、ペットボトルのキャップだらけの海鳥の写真と、
魚の網にからまった亀の写真を見せました。
じーっと、見ていました。
私 「ごみを見つけたら、どうしたらいいかな。」
子ども 「ふくろに いれる」
「でも、ふくろをもっていないときもあるし。」
「その時は、ポケットにいれる。」
「手ぬぐいにつつんで、もってかえる。」
など、子どもたちは知恵をしぼっていました。
なにげなく「川に捨てればいい」と言ったのでしょうが、
そのおかげで、みんなとゴミのゆくえを知ることができました。
Comments