もりのこえんでは毎月子どもたちと一緒に避難訓練をしています。 避難訓練の中のひとつに、蜂やへびに会った時の対応があります。 何度も何度もしているので、その対応は小さな子たちも完璧です。 しかし、先日スズメバチに出会いました。 みんないつものように帽子を深くかぶって 地面に張り付くように小さくなっていました。 でも、スズメバチは、そんな子どもたちの すぐ近くをしつこくしつこく飛び回っていました。 小さな子たちはその羽音が怖くて思わず手で払う子もいました。 危ないので、大人たちが子どもたちに 覆いかぶさるようにしてスズメバチをやりすごしました。
いつも訓練をしているのは、 模型のスズメバチが飛んでくるだけなので音はしません。 思った以上にそばで聴くスズメバチの羽音は大きくて怖いです。 今月の避難訓練も蜂と蛇に出会ったらどうするかをしましたが、 今回は蜂の音の録音を流しながら、 子どもたちの周りを歩きました。 すぐ耳元で羽音がしても、じっとしていることが出来ました。 こうした訓練は、いざという時に 役に立たないと意味がありません。 皆さんも実際のスズメバチの羽音を 一度聴いてみてください。 大人でもあの音がしてそばにスズメバチがいると思うと じっとしているのは難しいかもしれません。
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