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  • sayuri

タイパ悪すぎ もりのこえんまつり タネ開き7【地域課題 竹】

全国どこでも同じ問題なのでしょうが、

上天花町の山も、人が入ることが少なくなり、孟宗竹がはびこり

どんどん光の当たらない暗い山になっていっています。

各地いろんな竹の活用をされていると思うのですが、

私達も、もりのこえんまつりで竹を活用したおまつりにしよう!と

思いついたまではいいのですが、まー、大変でした。

何が大変って、まず、伐るのが大変。

上天花町は急傾斜地なので、竹の生えているところも

平らなところなどありません。

また、土地がいいのか、めちゃくちゃよく育っている孟宗竹は、

1回チェーンソーで伐ったところで、倒れることはなく、

達磨落としのように何回も伐らないと、私たちの力では運び出すことも出来ないのです。

その上、食器にしようと思うと口を付けるのが憚られるくらい汚い。

ということで、油抜きをしようと思ったのですが、

これがまた大変でした。

火であぶると重くて、小さく切ってからだと、手間がかかるうえに切り口が汚くなる。

灰での油抜きは全然うまくいかず、

お湯での油抜きは、効率が悪すぎる。

結果、一番良かったのが電子レンジ。電気使ってどうすんねーん。

ほんと、何をやっているのかわからなくなってしまいました。

一緒に準備したRさんと、「紙のコップにする?」と何度会話したかわかりません。

油抜きした後も、コップなどは口の当たる所をやすりで削ったりして・・・

どれだけ手間暇をかけたのか。


でも、遊具は思った以上に楽しんでくれたようで、

コースターはもちろんですが、竹の枝にブルーシートをかぶせただけのトランポリンや、

コップをひたすら切った残りの筒を同じ高さに切った積み木はとっても人気だったようです。

Staffのお父さんが作ってくれた手の込んだ竹のおもちゃの展示もしました。


竹問題に取り組んでみた結果、竹の成長以上に伐採を自分たちでするなんてことは

至難の業だし、それを活用する(商品化する)のは並大抵のことではないなあと

思いました。

最近、メンマづくりが話題になっていますが、

幼竹を扱うメンマが、やっぱり一番現実的だなと感じた、「竹問題」でした。


活用一覧

〇子どもの遊び

 ・コースター

 ・トランポリン

 ・輪投げ

 ・グループで竹運び

 ・積み木

 ・スコップ&バケツ

〇食器

 ・コップ

 ・お皿

 ・箸

 ・スプーン

 ・カップ

〇食材

 ・乾燥タケノコ

 ・メンマ

〇その他

 ・テント

 ・花器

 ・竹コースターの下に、落下した時の緩衝材としてチップの活用

 ・遊ぼうパンを焼くための竹炭

 ・遊ぼうパンを巻くための棒






















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