今日は夏休み最後の土曜日。
今回は富海で藍染工房をされている「草衣so-i」さんを講師にお招きして手ぬぐいを作ります。
朝はいつものように自分の畑の観察から。
それが終わったら、前回、前々回と2回連続のお泊り会となった夏休みの土曜学校の振り返りです。
来年に向けて、こんなことがしたいというような建設的な意見まで出ました。
ほんとに子どもたちは育っています。
学校ではいつも正解が求められ、正しいか、正しくないかで判断されてしまうことの多い現代。
自分たちで考えて行動し、それを振り返って、次に生かす。
なんてすばらしい子どもたちだろうと感心します。
それこそ、「自分を生きている」とイキイキした姿から感じます。
それが終わると、いよいよ職人さんからの授業が始まります。
藍染とは何か、そして今日は何をするのか説明があります。
藍染はほんとはとっても手間がかかるのですが、今日は子供でも一日で完了できる作業で、
みんな1枚ずつ手ぬぐいを作ります。
昨年の秋にso-iさんにいただいた藍の種を、春から畑で育てているので、それを採取しにみんなで畑にレッツゴー!!
途中で川にはっぱを流して、流れていくはっぱと追いかけっこを楽しむ子どもたちも。。。
この小川は先日の年に1回の環境整備でお父さんたちが泥を上げてくれて、それはもう久々に水が流れるようになった水路です。
さっそく子どもたちの遊び場になっています。
藍を植えた畑では、他の草をよけながら藍を採取します。
so-iさんから、こんなのがいいはっぱだよという説明を聞いて、みんないいはっぱを探しています。
ですが、土が悪いのか、気候が合わないのか、、あまりよくない出来です。
一応みんなで採取して山下さんちに戻ります。
(先に下見をしてくださって、藍がよくないのはご承知だったので、自分の畑から商売道具の藍を刈り取ってご持参くださいました。)
さっそく説明をしながら、実演されるのをのぞき込む子どもたちです。
説明を聞きながら、だんだん自分のイメージがわいてきているようです。
やり方を教えてもらったら、さっそくみんな各々作業開始です。
ぶつかったりしないよう、また昨今の心配ごとにも対応して、みんな距離を取って作業します。
みんな真剣です。
出来た人から、最終工程の洗いを行って、乾かします
こんな素敵なのが出来上がりました
出来た人から、自分で作っておうちから持参したおにぎりを食べました。
みんなそれぞれに工夫して、自分好みのおにぎりを作っていることをso-iさんも
感心して、みんな違うのがおもしろいと言ってくださいました。
午後は暑い一日になったので、ホースを出して、水かけ合戦をしたり、田んぼで遊んだりしました。
so-iさん、楽しい体験をありがとうございました。
身の回りにあるもので、お気に入りの自分だけの一品ができる体験は
きっと子どもたちに何かを感じさせたことと思います。
次回は萩往還を歩きます。
帰りの会で、集合場所や解散場所を伝えると、各々メモしたり、何度も口で繰り返して覚えようとしたりしていました。ちゃんと覚えてて、おうちの人にも伝えられるかな。
さーら
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