9月は防災月間。 もう歴史上の出来事になりつつある関東大震災が9月1日に
起こったことに由来しています。 今日は、それにちなんで防災を学びました。
講師はTOUCH THE WILD主宰のなおさんです。
生きていくためには何が必要?
ハイキングに行ってアクシデントにあってしまった劇をみて、
みんながどうしてこんなことになったのかを考えます。
小さい子にはちょっと難しいような内容ではありますが、
毎回繰り返していくことで、だんだんとわかるようになっていきます。
いろんな意見がでましたが、生きていくために必要なものの中で
今日は「火」ということについて学びます。
メタルマッチで火をつけます。
最初になおさんのデモンストレーションがありました。
日頃、火は危ないとおしえられているのでしょう。
年長のKeは火が付いたのをみて、「危ない危ない」と興奮気味。
みんなさっそくやってみます。
初めての子は「怖い怖い」と言って、なかなか力が入りません。
でも、繰り返しているうちに、だんだんコツがわかってきました。
メタルマッチでの火熾しが上手にできるようになったところで、次の課題です。
今度はビニール袋に水を入れて、それで光を集めて新聞紙に火をつけるという
難題です。
小さい子は光を集めるという意味が分かりません。
年齢が高くなるほど(大人のほうが)夢中で取り組みました。
結局火が付いたのは、なおさんだけ。
2年のNと4年のRは煙は出たようですが、残念ながら火はつきませんでした。
自分で作って持参してきたおにぎりを食べたあとは、
みんな思い思いに遊びました。
今日、年長のKoは紙飛行機を作って飛ばしていました。
うまく風にのった紙飛行機が屋根の上に引っかかってしまいました。
これを取らないとみんな帰れないよというと、、。
そこらへんにいた子供たちで、協力して屋根の上の紙飛行機の救出です。
長い棒を持ってきて、「もうちょっと!」とか「おしい!」とかいいながら、
頑張ります。
でも、なかなか取れません。
3年のYがきょろきょろして、切り株で作った椅子を持ってきました。
椅子に乗って、長い棒で紙飛行機は無事救出され、みんな「やったー!!」と
とっても嬉しそうで、特に椅子作戦を思いついたYはとっても得意顔でした。
秋になって、だんだんみんなの関係性も深まってきているようです。
実りの秋。子どもたちの関係もどんな実りになるのか楽しみです。
さーら
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