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sayuri

仁平寺からもりのこえんを望む

更新日:2020年11月29日

今日は子ども企画!ということで、

はっちゃん発案の馬頭観音さまのいらっしゃる

菅内の任平寺裏山登山に行きました。


本当はバスで行くはずだったのですが

新型コロナ感染症感染拡大のため、保護者の方に現地まで送迎をお願いしました。


まずは、仁平寺の歴史について住職さんからお話を伺いました。



仁平寺は860年前に建てられ、瑠璃光寺五重塔に匹敵するくらいの

大きな五重塔があったそうです。

昔は場所ももっと奥にあったそうですが、災害にあい、

今の地に移って来たそうです。現在の建物は

昭和26年公民館として建てられた建物だそうです。


裏山の馬頭観音様は、

その昔この山からは良い木が出されたそうで、

その木を引いてふもとまで出すのは馬の仕事でした。

その馬たちがけがをしないようにと地域の人が建てた✖

馬頭観音さまだそうです。

地域の人が彫られた馬頭観音様なのか、

普通馬頭観音像というとすごく険しい怒った顔をされていますが、

ここの馬頭観音様は比較的優しい穏やかな顔をされているそうで、

10年に一度そのお顔を見ることが出来るそうです。


住職さんの先導で山に登ると、

そこからは、山口市内が一望できました。


向かいの山の少し右側の中腹に白い点がみえるところが

上天花町のダムの事務所です。

山口市は本当に盆地なのだなあと実感します。

みんなで自分の家は見えるかなあと住職さんにお借りした望遠鏡で

家を探してみました。

住職さんが馬頭観音さんにお経をあげると、

子どもたちから拍手があがりました。笑。


そのあとは、みんな自由に遊びました。

住職さんが鬼滅の刃ごっこに参戦。

何だか風情があります。笑



下山後、住職さんから

「いつもは馬頭観音様はお山でひとりでいらっしゃるけど、

今日はみんなが来てくれてとっても嬉しかったと思いますよ。」と言う言葉に

少しジーンとしました。


この地域は、ほんとに里山の美しい風景が広がっていて

少し整備して、いろんな方がここの美しい自然環境を楽しめるようになると

いいなあと思うそんな素敵な場所です。


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