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sayuri

大人がたよりにならないことを再確認した日

今年1年をかけて、もりのこえんから萩まで歩くぞ!と決めて、

春には、六軒茶屋までと、国境の碑まで

秋には、日南瀬まで。

そして、今日は、日南瀬から明木までの14kmを

年長から小学5年生までの21名が

雨の中泣き言も言わず、歩き通しました。


ほんとに良く頑張った!


語り部の会の方も

「すごいねー、よくがんばったねー」と感動されていました。


子どもたちは、帰りのバスでも大騒ぎなくらい

元気いっぱいでした。


足をひっぱったのは大人。苦笑。

ぐちぐちとどうしようもないことに文句を言ったり、

(一刻も早く座りたい、とか、もう歩きたくないとか。苦笑)

どんどん皆から遅れたり・・・

子どもたちが持っている飴をくれくれとねだったり・・・


そのたびに、子どもたちが

声をかけてくれて、待ってくれて、飴をくれました。笑。


朝も、それぞれ行き場所が違うバス停が4つも一緒にあったので、

どこかどこかと、大人たちがおろおろしていると、

子どもたちが、時刻表マニアのRくんに

「Rちゃん、ここで合ってる?」と聞いていました。


子どもたち、ほんとに良く育ってるなあ。


そうそう、たよりにならない大人なんて相手にせず、

自分で考えて、生きていくんだよー。


さあ、あとは、明木から萩までを残すのみとなりました。

萩まで歩いて行ったら、何か楽しいことがあるといいなあと思って、

「今度萩まで行ったら、泊まって観光して美味しいもの食べて帰るってどう?」と

提案したら、「泊まる荷物を持って歩くのがイヤ」と

あっさり却下されました。


ほんとにしっかりした子どもたちです。

これも、自分の荷物を自分で準備したり、

それを背負って歩く経験をしてきたから出る言葉ですよね。


恐れ入りました。


日南瀬を出発!


佐々並着。


雪で遊んだり、冬いちごを摘んだり、

子どもたちはいろいろ楽しみながら歩いていました。

大人は、まっすぐ歩くのみ。




バスの時間に間に合わなかったら

今日は歩きながらお昼ご飯を食べることになるかもしれないと伝えていると

「歩きながらでも食べやすい形にしてきた」とTちゃん。

そんなことまで考えて来たのか。すごいなあ。



山口県には、地域や国をを想って行動した人たちがたくさんいます。

語り部の方たちに、今日もたくさんのお話を伺いました。


帰ったら、お父さんお母さんに今日のこといっぱいお話してね。

今日の君たちの頑張りは、お父さんお母さんを越えたよ。

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