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もりのこえん

新しい仲間と共に

2024年度の入校説明会と体験会が行われました。


体験会に参加した子どもたちも一緒に、

まずは、昼食づくりから。


もりのこえんで作った野菜を収穫し、

洗い、切り、火を熾し、ご飯を炊いて、お味噌汁を作りました。








みんな手際よく、それぞれの役割をこなしていきます。

誰が何をやるのか決めなくても、みんなやりたいことをやって

ちゃんとどの担当も進んでいくんでいきます。


春は、大きい子たちが作って、小さい子たちは「まだー」という

感じだったのですが、1年経つとこんなに成長するんですねー。


あっという間に出来たお昼ご飯。

みんなで完食!



午後からは、田んぼのもぐらの穴が気になって、

ずーっとモグラ探しチームと、

果樹園に遊びに行くチームに分かれて活動。



子どもたちって穴掘り、大好きですよねー。

何の意味があるん?って言われればそうなのですが、

でも、何も意味はないが、夢中になってやるこういう時間が

子ども時代にはとっても大事なのです。

(実はものすごくたくさんの「意味」がありますが、

そのために、やらせるものではないのです。

そこが逆転すると、遊びはつまらなくなるんですよねー。)


そうそう、今日は(も?)事件がありました。


小1の男の子が急に怒りだして、小6の女の子を追いかけまわし

蹴ったり叩いたりしていました。

小6の女の子は身に覚えはなく、何もしてないのに小1が叩く、と

逃げ回っていました。


小1の男の子をつかまえて何があったのか聞いたのですが、

「言わない!」と言って、鬼瓦のような顔をし、また、小6を叩きに行こうとします。

「何があったのか、言わなきゃわからないよ」と伝えると、

「〇〇をしていた時に、小6が笑ったのが嫌だった」と言いました。

小6を呼んで、

小1がなぜ叩いたり蹴ったりしてきたかを伝えると、

(自分で言うか聞いたら、言わない!というので、

大人が伝えてもいいか聞くと、いいよ、と言ったので、大人が伝えました)

「え?笑ってないよ。私、スイバリが刺さって、それ取ってたし」とのこと。

小1の勘違いだったことがわかりました。

笑われていないことがわかって、小1の気持ちも落ち着き、

小6も原因がわかり、追いかけっこは終わりました。


帰りの会では、小1に、気持ちを教えてくれてありがとう、と伝えました。


子ども同士の勘違いから生まれるけんかもたくさんあります。

ほんの少し大人が介入することで、

お互いの気持ちを伝えあうことができます。

こういう練習を積むことで、相手の気持ちを考えたり、

伝えあったりする大切さを感じることが出来ていくと思っています。








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