【たくさん遊んだ森の木で、学習机を作るプロジェクトⅥ】
今日は年長さん2人と一緒に、小郡にある岡崎木材工業株式会社さんに見学に行きました。
12月に木を伐って、2月にチェーンソーで製材して搬出、乾燥、
そして、ここで机の寸法に綺麗に製材していただくのです。
ふたりの板は、ほんとに美しくて、うっとりしてしまいました。
Tくんの杉は、赤黒の模様が入っていて、表情があります。
Kくんの杉は、とてもやさしい色合いです。
同じ場所で、同じ年月育ってきたのに、
全く違う表情の2本の木です。
同じ場所で、同じ時間乾燥したのに、
乾燥の具合も全く違いました。
久々にふたりの木に会った後は、
でっかい工場の中を見学させていただきました。
建物の天井や階段を作る職人さん、
建具を作る職人さん、
家具を作る職人さん、
いろんな人がいろんなものを作っていました。
どれも、自分たちが暮らす生活の中にあるものばかりでした。
それらは全部、木でできていました。
事務所の2階には長門のホテル「大谷山荘」の客間がそのまま再現されたお部屋がありました。
「これも木でできてる」
「あ、これも木だ」
「たけのこみたいな模様だから木おもて!」
「トイレはどうかな?」と、トイレの中も見せてもらいました。
いつも何気なく使っているトイレや食堂のテーブル、いすも
木で出来ているところがたくさんあることに気づきました。
帰りには、建具を作る職人さんに、障子のさんの切れ端をいただきました。
みんなへのお土産にと、木の切れ端もたくさんもらって帰りました。
生活の中にたくさんの木があること、
いつも遊んでいる森の木が、こうやってたくさんの人の手によって、
自分たちの暮らしに届けられているということ、
たくさんたくさん学んだ私たちでした。
岡崎木材工業株式会社さん、お世話になりました。
ありがとうございました。
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