top of page
  • sayuri

木がいっぱいあった

更新日:2022年3月22日


【たくさん遊んだ森の木で、学習机を作るプロジェクトⅥ】


今日は年長さん2人と一緒に、小郡にある岡崎木材工業株式会社さんに見学に行きました。


12月に木を伐って、2月にチェーンソーで製材して搬出、乾燥、

そして、ここで机の寸法に綺麗に製材していただくのです。


ふたりの板は、ほんとに美しくて、うっとりしてしまいました。

Tくんの杉は、赤黒の模様が入っていて、表情があります。

Kくんの杉は、とてもやさしい色合いです。


同じ場所で、同じ年月育ってきたのに、

全く違う表情の2本の木です。

同じ場所で、同じ時間乾燥したのに、

乾燥の具合も全く違いました。




久々にふたりの木に会った後は、

でっかい工場の中を見学させていただきました。


建物の天井や階段を作る職人さん、

建具を作る職人さん、

家具を作る職人さん、

いろんな人がいろんなものを作っていました。

どれも、自分たちが暮らす生活の中にあるものばかりでした。


それらは全部、木でできていました。





事務所の2階には長門のホテル「大谷山荘」の客間がそのまま再現されたお部屋がありました。


「これも木でできてる」

「あ、これも木だ」

「たけのこみたいな模様だから木おもて!」


「トイレはどうかな?」と、トイレの中も見せてもらいました。

いつも何気なく使っているトイレや食堂のテーブル、いすも

木で出来ているところがたくさんあることに気づきました。



帰りには、建具を作る職人さんに、障子のさんの切れ端をいただきました。

みんなへのお土産にと、木の切れ端もたくさんもらって帰りました。



生活の中にたくさんの木があること、

いつも遊んでいる森の木が、こうやってたくさんの人の手によって、

自分たちの暮らしに届けられているということ、

たくさんたくさん学んだ私たちでした。


岡崎木材工業株式会社さん、お世話になりました。

ありがとうございました。


閲覧数:163回0件のコメント

最新記事

すべて表示

よもぎだんご

新緑のまぶしい季節! 子どもたちと、よもぎ白玉団子を作りました。 これがヨモギ、と見せると、「知ってる!」と年中Iちゃん。 「どこ〜?」と言っていた年少TくんとJくんも、すぐに目が慣れて、どんどん摘んでくれます。 ためしに味見をしてみたIちゃんが一言、「苦い」。 匂いもちょっと刺激的で、こっそり不安になる私。 「『よもぎだんご』の絵本みたいに、ゆでてさらして刻んで、ゴーリゴーリすったら、きっと美味

田んぼ

bottom of page